『騙される方も悪い』という風潮

よく「騙す方も悪いが騙される方も悪い」なんていう人もいるけれど、騙す方が100%悪いのは確かです。

世の中には楽をして得をしたいという気持ちから、甘い言葉に引き寄せられてしまう人もいる。

しかし、それを利用して他人を欺くという行為が正当化されるわけではありません。

騙す側が意図的に人の心理や弱みを突くのは、どう考えても非難されるべきことです。

騙される側の落ち度を指摘する声もありますが、それが騙す行為の免罪符にはなり得ません。

世の中には情報弱者と呼ばれるような、情報収集が難しい立場にある人たちも少なくありません。

高齢者やインターネットに不慣れな人々が詐欺の標的になりやすいのも現実で、そのような人々を狙う詐欺行為は、ますます悪質です。

詐欺師は彼らの無知や不安を利用し、まるで正当な取引のように装って近づきますが、これが悪でなくて何なのかって思うんですよね。

もちろん、騙されないための注意は必要ですし、自己防衛も大切ですが、それはあくまでリスクを避けるための手段であって、騙す行為を許す理由ではありません。

詐欺を仕掛ける側の悪意は、自らの利益のために他者を利用し、損害を与えるものであり、社会的にも許容されるべきではないです。

私たちが目指すべきは、誰もが安心して生活できる社会であり、騙されることを恐れずにいられる環境じゃないですか。

つまり、「騙された方が悪い」という意見は、詐欺という問題の本質から目をそらしているってことです。

詐欺を防ぐためには、確かに情報リテラシーを高める努力が必要ですが、それ以前に、そもそも人を騙そうとする行為が厳しく罰せられるべきですし、被害者が自らを責めるような風潮は改めるべきです。

詐欺という問題において、「騙す方が悪い」という基本的な倫理観をしっかりと持つことが大事だなと改めて。

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