苦手なことに対する向き合い方
苦手だと思っていたことも、実際に挑戦してみると予想以上にうまくできる場合がある。
その反面、得意だと思っていることこそ、油断や思い込みによって足元をすくわれることも少なくありません。
これにはいくつかの理由がありますので、少し詳しくお話ししたいと思います。
まず、苦手意識があることに挑戦する場合、人は「できないかもしれない」という不安を抱える分、真剣に取り組もうとすることが多いですよね。
そのため、自然と努力を重ねたり、新しいアプローチを模索したりするようになります。
また、最初からハードルが高く感じられる分、成功したときの達成感も大きく、モチベーションが高まることがあります。
このように、苦手だと思っていたことが意外に得意な分野になるケースは、初めの「できない」という感情が、逆に自分を押し上げてくれるからかもしれません。
一方で、得意だと感じていることに対しては、過信がつきもの。
「自分はできる」と思っていると、無意識のうちに努力を怠りがちになる。
得意分野だという安心感から、さらに上を目指すための工夫をしなくなり、周りの人が地道に努力を積み重ねる間に、自分だけが取り残されてしまうこともあります。
こうしたことが原因で、かつては得意だったものがいつの間にか苦手になってしまうこともありますね。
また、得意だという思い込みが強いと、自分の能力を過大評価してしまい、結果として失敗したときのショックが大きくなり、その反動で「こんなはずじゃなかった」と挫折感を味わうこともあり、それが原因で挑戦する意欲を失うことも良くある話で。
逆に、苦手だと感じていたことが意外とできると、自分に対する見方が変わり、新しい可能性を発見することができるものです。
実際、苦手意識というのは主観的なもので、自分が思い込んでいるだけのことも多いです。
ある人にとって難しいことが、別の人には簡単にできることもありますし、その逆もまた然りです。
ですから、「苦手だから」と挑戦することを避けるのではなく、まず一歩踏み出してみることが大切。
そうすれば、自分でも気づかなかった新しい得意分野に出会えるかもしれません。
また、得意だと思っていることに関しても、常に初心を忘れず、あくまで努力を続けることが大切です。
どんなに経験があることでも、日々の練習や学びを怠らないことで、そのスキルをさらに磨くことができます。
そうすることで、得意分野に対しても「もっと上手くなりたい」という向上心を持ち続けることができるのではないでしょうか。
最終的には、苦手意識や得意意識に囚われず、どちらに対しても謙虚な気持ちで向き合う姿勢が大事になってきます。
何事も、自分が思うよりも多くの可能性が隠されているものですから、挑戦を続ける姿勢が成長につながります。
その過程で、苦手だと思っていたことが自分の武器になるかもしれませんし、得意だと感じていたことが新たな課題を見つけるきっかけになるかもしれません。
だからこそ、苦手なことも得意なことも、それぞれに真摯に向き合い、常に努力を怠らないことが重要なんです。
この姿勢があれば、どんな状況でも柔軟に対応し、自己成長を続けることができると思います。
